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「土磨の野菜」と僕の考え、想い
僕は20年間、外食業界に従事していました。 そこは「企業の論理(都合)」と「消費者の論理(都合)」が渦巻き、色んな「矛盾」がぶつかり合う場所。 企業は「利益」を出さなければ、働く社員の生活や会社の存亡も危うくなる。 そのためには少しでも安く食材を仕入れる。 安いものには安いなりの「理由」が存在し、消費者は「いいものを安く」手に入れたい。 「いいもの」という情報に対してはめっぽう弱く、飛びついてしまう。 商品だけでなく、スーパーで売られる野菜も然り。 「安くて当たり前」という意識。 生産者がどういう思いをして、野菜達は今ここにあるんでしょう。
「綺麗で虫も土も付いていない野菜」 「一年中、夏野菜が手に入る不思議」 「形も大きさも綺麗に揃っている野菜」
これらは全て消費者の「都合」から生まれたもの。
曲がったキュウリの味は悪いのかなぁ? ふたつに根が割れた人参や大根って、食べられない? 必要最低限の手をかけて収穫された、ありのままの姿の野菜からは「生命(ちから)」を感じます。 綺麗に整然と並べられてる野菜は、「なんだか可哀想だな・・・」と僕は思います。
こんな「矛盾」だらけな世界に嫌気が差して飛び出した僕は、「生命(ちから)」に溢れる野菜を作ること、それを必要な方に届ける事を始めました。 現役農家の方に比べれば技術なんて足元にも及ばない。 むしろ、失敗する事の方が多い。 でも、ここに至った「想い」とこれからの「農業」の事はメッチャ考えています。 そこで出合ったのが「自然栽培」や「自然農」という言葉です。 今は、自然農法の考えを基に無農薬・無除草剤・無化学肥料による自然栽培。 必要に応じて植物性堆肥(バーク堆肥)を適時投入してます。 でも、動物性堆肥を否定する気もありません。 循環型農業と呼ばれる農法も否定する気はありません。 なぜなら、悪い事ではないと思うから。 今の僕は自然農の考えに基づいてやっているだけで、この先は変わっていくかも知れない。 こればっかりは分かりません。 でも、化学肥料と農薬は、この先も使わないでしょう。
なぜなら、化学肥料を投入すると「土」の中の微生物は死んでしまいます。 有機物を餌に生きている彼らに、無機物の化学肥料は餌になりません。 死んでしまうと、「土」の中の生態系がバランスを崩します。 「土」の中が崩れると、それらを餌にしている昆虫やミミズ、小動物達の食物連鎖が成り立たなくなります。 結果、生態系が崩れてしまい「土」は死んでしまいます。
「土」は100年かかって、やっと1cm出来ると言われています。 それだけの時間がかかった「土」のおかげで、野菜たちの栽培が出来る。 その「土」のおかげで、虫や動物たちが生きてる。 その「土」のおかげで人間も生きて、生かされている。
大事な「土」を汚さずに、より良い「土」にしていく。 「土」を「磨く」、その想いで「土磨」と名づけました。
多少は虫にかじられ、傷がついたり変形したりもする。 でもそれが「自然」な事だし、「当たり前」だし、「ありのまま」だと思う。 「そういう野菜は価値が無い!」と言う方には、うちの野菜たちは受け入れられないと思います。 そんな野菜たちを「必要」と言って頂ける方だけにお届けしています。
自然の力に任せ、草に負けないように必要最低限に手をかける。 水は与えず敢えて厳しい環境で育て、野菜自身が生きようとする力を引き出す。 ゆっくり&のんびりと生長には時間がかかるけど、ギッシリ&ズッシリと重い、エネルギー溢れる野菜が育ちます。 ベジタブル&フルーツマイスターの僕が育てた、旬の野菜たちをお届けします!!
個人宅配だけでなく、プロの方にも販売しています。 (毎週月曜&水曜発送、火曜&木曜納品) お支払方法等は、別途お問合せ下さい。
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